後悔したくないからOCNモバイルONEのデメリット教えてニャ。
事前にそのデメリットとできなくなることを把握しておこう!
当サイトではOCNモバイルONEを推薦しているわけですが、もちろん完璧ではありません。
ダメなところやキャリアから乗り換えたらできなくなることもあります。
それを知らずにOCNモバイルONEに乗り換えてしまって後悔・失敗してしまう人を一人でもなくすためにも、この記事を読んで事前に納得した上で行動してほしいのです。
そこで今回はOCNモバイルONEのデメリット、知っておきたいことを一つ一つ丁寧に紹介していきます。
もくじ
OCNモバイルONEのデメリット一覧
- キャリアメールアドレスが使えなくなる
- キャリアサービスが使えなくなる
- 通信速度が遅い時間帯がある
- au、ソフトバンクのスマホはsimロック解除が必要
- 電話代は別料金になっている
- LINEのID検索が使えなくなる
- 古いドコモのAndroid端末だとテザリングできない
- 店舗サポートが受けられなくなる
- 3GBコースの料金だけ高い
- 音声対応simだと6ヶ月の縛りがある
キャリアメールアドレスが使えなくなる
auなら@ezweb.ne.jp、ソフトバンクなら@softbank.ne.jpなどで終わるキャリアメールアドレスですが、これはOCNモバイルONEに乗り換えると利用できなくなってしまいます。
なので普段からキャリアメールアドレスを使っている方は、乗り換え前にgmailやYahooメールなどのフリーアドレスを取得して、連絡先にメルアド変更のことを伝えておく必要があります。
いろんな連絡先やアカウント登録を全部フリーアドレスにまとめてしまえば、今後ケータイ会社を乗り換えることがあった時でも変更の必要がなく楽チンです。
逆にキャリアメールアドレスに縛られていると、一生そのケータイ会社から逃れられなくなります。たとえOCNモバイルONEに乗り換えないにしても、フリーアドレスに徐々に移行するのが良いかもしれませんね。
キャリアサービスが使えなくなる
キャリアサービスはキャリアが提供しているものであるため、他のケータイ会社に乗り換えたらもちろん使えなくなってしまいます。
乗り換える前に溜まっていたポイントなどは全部使い切っておくのがいいでしょう。
通信速度が遅い時間帯がある
平日のお昼休みはみんなが一斉にスマホを使い出すので、回線が混雑して速度がどうしても遅くなってしまいます。
動画を見る・高画質な写真をたくさん同時に表示するといった作業には速度が足りず、読み込みにイライラしてしまうかもしれません。
実は普段使うようなSNSやネット検索って、通信量はそんなに多くないんですよね。
だから速度が遅くなると言っても割とサクサクで見れるんです。
ほとんどの方にとっては影響がないかもしれませんね。
補足:格安simの通信速度はどこも似たり寄ったり
このグラフはいろんな格安simの速度を測定したものです。
パッと見で一概にどこが速いとかは言えないと思います。
時期、測定場所、端末の性能によっても通信速度って全然変わってくるので、どこの会社が速いだとか考えて決めるのはホントに無意味なんです。
通信速度よりも、自分はケータイ会社にどんなサービスを必要としているのか、そのケータイ会社をちゃんと信頼できるかを基準に考えたほうが良いですね。
au、ソフトバンクのスマホはsimロック解除が必要
キャリアで販売されているスマホは、そのままだとsimロックという鍵がかけられています。
そのロックがかけられたままだと、例えばauのスマホならドコモ・ソフトバンク回線は拾えないのです。
OCNモバイルONEはドコモ回線を借りてサービスを提供しているので、simロックがかかったau・ソフトバンクのスマホは使えません。
simロックを解除すれば鍵が開き、どこのケータイ会社の電波も拾えるようになります。
オンラインのMy auやMy softbankから手数料無料でカンタンにsimロック解除できます。
難しい手続きではありませんし、3分もあれば完了します。
電話代は別料金になっている
このような料金表記がされていますが、電話代はこの料金とは別に加算されます。
電話代は30秒あたり10円、1分で20円かかります。
長電話をする方は10分かけ放題やトップ3かけ放題を利用することで電話代を抑えることができます。
今は電話をあまりせずLINE通話ばっかりという人のほうが多いのではないでしょうか。
もちろん、LINEでの通話ならいくらかけようが無料です。
ホント、いい時代になりましたよね。
LINEのID検索が使えなくなる
格安simだとLINEの年齢認証ができないことになっているため、友だち追加のときにID検索ができません。
ID検索は使いやすいですが、仕方ありません。
「QRコード」や「ふるふる」なら問題なく利用できるので、人によってはどうでもいいデメリットかもしれません。
古いドコモのAndroid端末だとテザリングできない
OCNモバイルONEでは無料でテザリングを利用できます。
ほとんどのスマホでテザリングを利用できますが、例外があります。
しかし、新しめのドコモAndroidと、全てのiPhoneでテザリングを利用できます。
OCNモバイルONEでのテザリング利用方法についてはこちらOCNモバイルONEでのテザリング方法、対応機種、注意点をまとめたを参考にしてみてください。
店舗サポートが受けられなくなる
キャリアなら店舗の店員さんがなんでもやってくれたかもしれませんが、OCNモバイルONEでは店舗がありません。少し不安が残るかもしれませんね。
ですが、OCNモバイルONEでは電話やチャットでのサポートが充実しています。
simの入れ替えや初期設定で困ったら電話して無料で教えてくれます。
OCNモバイルONE(NTTコミュニケーションズ)は長年の実績や経験があるため、最近通信業界に参入してきた他の格安simよりもノウハウやサポートの質が高いです。
店舗サポートは利用せずに、自分でなんとかするタイプの方も結構いるかも知れません。
キャリアの毎月の料金には店舗でのサポート代金も当然入ってるわけですから、受けない方にとっては無駄なサポート料金を払っていることになります。
サポートを受けない人が、サポートをガンガン受ける人と同じような料金は払っているっておかしいですよね。
3GB/月コースの料金が高い
なぜかOCNモバイルONEの3GB/月コースだけは他社の格安simよりも200円ほど高いです。
3GBはたしかにやや高いですが、他のデータ量なら他社の格安simと料金はほとんど変わりません。
それに、110MB/日の日割りコースなら1,600円で他社と同水準です。
私も最初は3GBにしていたものの、データがわりと余るので110MB/日コースにしました。
1日110MBの制限だと少ないように見えますが、使いすぎても翌日には速度が復活するというメリットもありますし、自宅にWi-Fiがある方ならこれで十分です。
音声対応simの縛りは6ヶ月
キャリアだと2年縛りな上、契約更新月と呼ばれる2ヶ月間の間に解約・乗り換えしないと違約金が発生します。
この忌々しい縛りに苦しめられた方も多いんではないでしょうか。
OCNモバイルONEでも音声対応simに最低利用期間6ヶ月の縛りがあります。(データ系simにはない)
この6ヶ月以内に解約をしてしまうと、違約金8,000円が発生しますのでご注意を。
ただ、この6ヶ月を過ぎたらいつ解約しても違約金は発生しなくなります。
厄介な契約更新月制度もありません。
UQ mobileや楽天モバイルなんかは2~3年の縛りがあって契約更新月制度もありますから、キャリアと同じクラスのキツイ縛りです。
他の格安simも1年縛りぐらいが普通なので、OCNモバイルONEの6ヶ月は良心的ですね。
まとめ:デメリットは案外許容できる?節約と天秤にかけよう
ここまでOCNモバイルONEのあらゆるデメリットを列挙してきましたが、あなたはどう感じましたか?
こう思う人は間違いなくOCNモバイルONEとの相性がバッチリです。
でも、これはキツイデメリットかも、乗り換えるか迷うな・・・と思う方もいるかも知れません。
結局はOCNモバイルONEに乗り換える一番の理由って料金のことですよね。
毎月7000円前後スマホ代を払っている人なら、OCNモバイルONEに乗り換えたら2000円前後になるわけですから、毎月5,000円の節約になります。
これは妥協したくないと思っているサービスに、毎月5,000円払えるかという視点で考えてみましょう。
例えばキャリアメールアドレスが使えなくなるのがどうしても嫌なら、そのためだけに毎月5,000円払えるか?
お昼に動画を快適に見たいがために、毎月5,000円を払えるか?
店舗サポートがないと不安だからといって、毎月5,000円を払えるか?
本当にそれらが自分に必要なサービスか考えた上で、OCNモバイルONEに乗り換えるかどうかを決めてみましょう。
乗り換えたらきっと、通帳の数字が増えるスピードがどんどん早くなっていくでしょう。
毎年60,000円節約できますから、ちょっと奮発して温泉旅行に行くのも良いかもしれませんね。
乗り換えを決めたって方は、こちらで乗り換えの手順を確認しましょう。