コスパ大好き人間の私が、OCN モバイル ONEからnova lite 3を3,800円で買って1ヶ月。
この1ヶ月、nova lite 3を使い倒してみました。
結論から言うと、nova lite 3はデメリットも気になるけど総合的な満足度も高いスマホでした。
公式サイトやスペック表からでは分からなかった良かった・良くなかったところもレビューしていきますので、購入の際の参考にしてみてください。
もくじ
nova lite 3の良くなかったところ
- microUSB typeBなので使いにくい
- Wi-Fi5.0GHzに対応していない
- おサイフケータイ機能がない
- スピーカーの音がこもり気味
- 液晶保護フィルムが剥がしにくい
- 裏面がテカりすぎ
良くない度が大きい順から紹介していきますね。
microUSB typeBなのでケーブルが使いにくい
nova lite 3で一番良くなかったのはmicroUSB typeBであったこと。
今どきのスマホは大体USB typeCだし、typeBは時代遅れです。
(USBの種類についてはこちら→USBコネクタの形状と種類一覧)
typeCの方がtypeBよりもスペック的には上とされており、ミドル・ハイスペックスマホは大体typeCなので、nova lite 3はコストダウンの結果としてtypeBになってしまったのかなという感じです。
typeBの何がダメなのか。
一つは上下の向きが間違っているとケーブルが挿せないところ。
typeCなら上下の向きとか関係ないので適当に挿せるんですけど、typeBは台形なのでいちいち向きを合わせないといけない。
もう一つは私の場合、ノートPCも3台所持しているスマホもみーんなtypeCなので、nova lite 3だけわざわざtypeBケーブルを使わなきゃならんのです。
つまりケーブルの使い回しができない。
それがメンドクサイ。
いちいちtypeCケーブルを引っこ抜いてtypeBケーブルを挿し、上下の向きを気にしつつスマホにケーブルを挿す。
この一連の行為がなかなかストレスだったりします。
Wi-Fi5GHz帯に対応していないのでWi-Fiの通信速度がやや遅い
Wi-Fi5GHz帯に対応していないところもデメリットです。
現在のWi-Fiの種類はざっくり分けると2.4GHzと5GHzの2種類があります。
2.4GHz(b/g/n) | 5GHz(a/ac) | |
速度 | ◯ | ◎ |
つながる距離 | ◎ | △ |
安定度 | ◎ | △ |
Wi-Fi5GHz帯の通信速度は2.4GHz帯より2~3倍程度速いです。
アプリのダウンロードや高画質動画の視聴では差が出てきます。
しかし、Wi-Fiでよく使われるのは2.4GHz帯です。
Wi-Fi5GHz帯は、障害物が多かったりWi-Fiルーターまでの距離が遠いと繋がりにくいということが多々あります。
おサイフケータイ機能がない
最安クラスのスマホにあれこれ求めるのも酷ですけど、nova lite 3にはおサイフケータイ機能がないです。
あれば嬉しいけど、価格を抑えたいのならしょうがないという感じもします。
スピーカーの音が少しこもり気味
若干だけどスピーカーがこもっている感じ。
そんなに音質は悪くないけど、気になる点ではあります。
イヤホンつけてると関係ないんですけどね。
最初から貼ってある保護フィルムが剥がしにくい
私はスマホをフィルムを貼らずに、男らしくいつも裸運用。
最近のスマホはフィルムを貼らずとも全然傷がつかないので、裸の方がタッチ感度が良いし指紋もつきにくいしお金もかからないし便利です。
nova lite 3は、
- 配送時に傷をつけないためのふんわりした外側のフィルム
- さらに傷つき防止のための頑丈にはられている保護フィルム
この2種類のフィルムが貼られています。
問題は内側のフィルムです。指紋がかなり目立ちそのまま貼っておくのはキツイので剥がそうとしたのですが、その最初から貼ってあるフィルムが剥がしにくいったらありゃしません。
nova lite 3の保護フィルムの剥がし方
爪で端っこのところをガシッガシッとやってもびくともせず、セロハンテープをくっつけて引っ張っても剥がれず。
結局、画面が傷つくのを覚悟で、安全ピンの先っぽを優しくフィルムと画面の隙間に入り込むように当てたら、すんなり剥がれました。
画面に傷はつきませんのでご安心を。
フィルムを剥がすのだけで30分は格闘してたので、購入した際は気をつけてください。
裏面がテカりすぎ
オーロラブルー選んだのは失敗だったかも。ギラギラ光ってますw。
見た目は良いんですけどね。
そんなにブルーにこだわりはなかったので、ブラックにすれば良かったです。
でも鏡の代わりになるw。
nova lite 3の人によっては気になるところ
nova lite 3の、人によっては好きだったり嫌いだったりしそうなところを紹介します。
サイズが大きすぎる?
画面サイズが6.21インチとかなりの大画面なので、片手持ちでなんでも操作しようというのは難しいです。
縦に大きいのはもちろん、横幅もけっこうあります。
左端をタップしようとすると少しスマホを落としそうになります。
サイズが大きいのは、画面の見やすさと持ちにくさのトレードオフでもあるので、どちらかを妥協しなければならないところです。
アウトカメラが少しだけ飛び出している
裏面のダブルレンズカメラ部分が1ミリ程度ですけど、飛び出しています。
ほんの少しの出っ張りなんで、ケースをつけずに机に置いても傾くというほどではありませんでした。
裏面のサイド側が若干丸みを帯びている
こんな感じで裏面のサイド側が平らではなく曲面になっています。
個人的には角ばってたほうが若干持ちやすい気がするけど。まあでも微妙な差です。
付属してきたケースだと音量・電源ボタンがすこぶる押しにくい
nova lite 3にはTPUケース呼ばれるふにゃふにゃの軽いケースが付属されてきます。
私のように付属ケースをそのまま使う人なら気になるかも。
付属ケースの音量・電源ボタンが陥没気味なので押した感が少なくて使いにくいのです。
でも、このケースが悪いだけでnova lite 3自体のボタンは至って普通。
視力保護モードにするとオレンジっぽさが強い
普段PC・スマホを長時間操作しているので私はいつも視力保護モード(ブルーライトカット)をONにしています。
nova lite 3にも視力保護モードはあるんだけど、ONにすると他のスマホと比べるとオレンジ感がかなり強くなります。
寒色・暖色は調整できるのだけど、調整してもあんまり変わらない。
でもその分ブルーライトカット率は高いということで、別に良いかもしれない。
nova lite 3の良かったところ
- AIカメラが楽しい
- CPU性能大幅アップで処理がサクサク
- スクロールが気持ちいい
- 大画面の割に軽い
- しずく型ノッチがカッコいい
- 指紋認証速度が爆速
良かったと思った順に紹介していきますね。
AIカメラ(AI Vision)を使うのがすごく楽しい
nova lite 3を触っていて、一番面白かったのがAIカメラ(AI Vision)です。
nova lite 3にはAI Visionというものが搭載されており、写真を撮るというよりも被写体の分析をする機能です。
- ショッピング機能
- 自動翻訳機能
- 識別機能
があります。
読み取りたいものにカメラを向けると解析が始まり、完了するとシャッターを切らずとも自動で、購入できる店舗・翻訳・識別が表示されます。
解析時間は数秒程度。
それぞれの機能をちょっとご紹介。
ショッピング機能
これは読み取り成功パターン。全く同じ製品が表示されました!
タップするとそのまま楽天やヤフーショッピングに買いに行けます。
こちらは失敗パターン。特徴的な品物じゃないと識別は難しいのかもしれません。
自動翻訳機能
こちらは翻訳機能。数秒間カメラを被写体に入れていると、文字の部分だけ変化して翻訳してくれます。
精度は見てお察しください。
識別機能
識別機能は使ってみてもよく分からなかったのですが、被写体と似たコンテンツを表示してくれるようです。
この花の名前なんだろう?と思った時に調べてくれるようなものかと思ったんですが、そういう識別はまだ難しいみたいで精度がガバガバです。
ショッピング機能はそこそこ良いんですけど、全体的にまだまだ改善点の多いAIカメラです。
でも、テクノロジーの進化を感じますね^^
使っていて楽しいです。
精度が上がれば、気になったものをカメラを向けて調べる、という時代がもうすぐそこに来ているのかも知れません。
CPU性能が1.5倍になったのでいろんな処理がサクサク
前機種のnova lite 2や、同価格帯のP20 liteと比べるとCPU性能が1.5倍になったので、あらゆる操作がよりサクサクになりました。
この性能アップはゲームをやる時にかなり実感できます。
P20 liteだと、クラッシュオブクランやブロスタといった比較的軽めなゲームでもガクガクになることもあったんですよね。
プレイできなくなるほどってわけではないんですけど。
でも、nova lite 3なら処理落ちすることなくヌルヌルでプレイできました。
もちろんゲームだけでなく、アプリの切り替えだったり表示速度も早くなっており、非常にストレスなく操作できるスマホだと思いました。
スクロールがまったくカクつかず気持ち良い
CPU性能がアップしたのこととも関係があると思うのですが、nova lite 3はスクロールが、
「ススーーーーーー、、、ス」って感じでヌルヌルで気持ちいいんです。
iPhoneに近いようなスクロール感があります。
他のHUAWEIスマホは「スーーーカクカク、ピトッ」と割と早めにスクロールが止まりますが、nova lite 3のスクロールは「こんなに動くんだ」というぐらいヌルヌルしてます。
画面がかなり大きいのに軽い
当たり前ですが画面が大きければ大きいほどスマホは重くなります。
nova lite 3は6.21インチと大画面にもかかわらず重さは160gと比較的軽いのが良い。
普通は6.2インチ以上の大画面スマホは180gぐらいの重さはあるのに、平均より約20gも軽いです。(参考→6インチ程度のスマホを重さ・軽さのグラフで比較)
たった20gの差と侮るなかれ。これは持ってみないと分かりにくいのですが、スマホの20gの差はちょっと持っただけですぐ分かります。
さらに、長時間スマホを操作することも多い昨今、この小さな差がかなり響いてきます。
電車でスマホをいじったり、ベッドに入りながら仰向けでスマホをいじったりする時に重さの差を実感します。
しずく型ノッチがすごくカッコいい
これはP20 liteのノッチですが、ちょっと幅が大きくてダサいなって思う方もいるかもしれません。↓
nova lite 3にもノッチがありますが、しずく型ノッチと呼ばれる無駄な幅をなるべく削ったシンプルでカッコいい形状になってます。↓
無駄を削った分、より画面が広く使えますし、見た目も良いです。
背面指紋認証が相変わらず爆速
HUAWEIスマホの伝統ではありますが、やっぱり背面指紋認証が爆速なので起動時のストレスがかなり少ないですね。
指を当ててから0.1秒ほどと嘘みたいな早さでロック解除できます。
他社のスマホだとロック解除がノロっとしてますので、HUAWEIスマホを初めて使う方はビックリすると思います。
くぼみは割と浅めです。
nova lite 3で写真を撮ってみた
私はカメラ素人ですが、下手くそでもこんな感じの写真は撮れるんだ~~って感じで参考にしてみてください。
うちのかわいい猫ちゃんも簡単にそれっぽく撮れます。
こんな風情のない看板もオシャレに。
奥行きがある被写体だとボケ方は変になりますね。
田舎だと良い感じにとれる被写体探しに困る
まとめ:nova lite 3はUSBとWi-Fiが気にならなければ絶対買いの一品!
nova lite 3を実際に1ヶ月使ってみて、良かった・良くなかったところを正直に紹介してきました。
USBがtypeBであることと、Wi-Fi5GHzに対応していないことは大きなデメリットだと感じましたが、それ以外の点ではかなり満足度の高いスマホでした。
デメリットが気にならないなら、間違いなくコスパ最高クラスだと言えます。
何よりAIカメラが使っていて楽しいのと、CPU性能の大幅アップでいろんな処理がサクサクで快適なので、スマホを買い換えようかなーっと迷っている方はぜひ試してみてください。
nova lite 3を買いたいならOCNモバイルONEが一番オススメ
OCN モバイル ONE
ただし、音声契約も必須になるので、詳細についてはOCNモバイルONEのスマホセットについてを確認してみてください。