超低価格のmoto g7 powerが2019年5月から販売されています。
この記事では、moto g7 powerを買うか迷ってる人のために、以下のことを解説していきます。
- moto g7 powerのスペック
- moto g7 powerのメリット・デメリット
- moto g7 powerがおすすめな人は?
- moto g7 powerの口コミ評判
- moto g7 powerをなるべく安く購入する方法
moto g7 powerを買う前にぜひ参考にしていってくださいね!
もくじ
はじめに総評:moto g7 powerはバッテリー最強だが低スペックが目立つ。人を選ぶスマホ
moto g7 powerは定価25,000円と低価格でありながら、5,000mAhの超大容量バッテリーの鬼電池持ちを実現したスマホです。(普通のスマホは3,000mAhぐらい)
しかし、その分他のスペックをところどころ削っていて、知らずに買ってしまうと困る人もいるかもしれません。
万人におすすめはできないスマホです。
moto g7 powerのデメリットも知った上で、2~3日ぐらい充電せずとも使えるスマホが欲しい人ならピッタリなスマホです。
これからmoto g7 powerの詳細を解説していきますので、ぜひ参考にしていってください。
まずスペックから見ていきましょう。
moto g7 powerのスペックをレビュー
※表は横スクロールできます
項目 | 仕様 | 備考・説明など |
カラー | セラミックブラック | |
OS | Android9.0 | |
CPU | Snapdragon 632 | 処理性能の良さ |
RAM | 4GB | 大きいほど 動作がサクサク |
ROM | 64GB | 画像・動画などの 保存容量のこと |
画面サイズ | 6.24インチ | やや大きめ |
画面解像度 | 1,520×720ドット | HD+ |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 普通のスマホ の約1.7倍 |
カメラ画素数 | 約1,200万画素 + 約800万画素 | シングルレンズ |
本体重量 | 193g | やや重め |
おサイフケータイ | なし | Pay Pay、LINE Pay などは利用可能 |
ロック解除 | 指紋認証(+顔認証) | |
参考価格(定価) | 25,000円 | OCNなら4,800円 |
Motorolaが低価格、バッテリー超大容量スマホとして発売したのがこのg7 powerです。
g7シリーズは3種類あり、g7 powerはその中でも一番低いスペックに位置しています。
背面指紋認証/顔認証機能もあり、セキュリティ面と使いやすさを両立させています。
また、画面の大きさが6.2インチと最近のスマホの中でもやや大きめサイズです。スマホで動画を楽しみたい人には良い大きさです。
定価(価格com最安値)も約25,000円と安い方です。
moto g7 powerのメリット4つ
- なんといっても5,000mAhの超大容量バッテリーが最高!
- 価格が2万円台中盤と安い
- DSDS対応+SDカードスロットのトリプルスロット対応
- アメリカ主導開発のスマホなので安心
それぞれ詳しく見ていきましょう。
なんといっても5,000mAhの超大容量バッテリーが最高!
2万円台中盤のスマホなら、バッテリーは3,000~3,300mAhが主流です。
moto g7はその平均の約1.7倍の5,000mAhのバッテリー容量があります。
3,000mAhでも十分1日持ちますが、5,000mAhなら2~3日充電なしでも利用可能でしょう。
ざっくりですが、ゲームをやる・やらない場合の電池の持ち具合の比較です。
ゲームをやる場合 | ゲームをやらない場合 | |
3,000mAhのスマホ | 1日ギリギリ持つ | 1日~2日持つ |
5,000mAhのg7 power | 1日余裕で持つ | 2~3日余裕で持つ |
moto g7 powerはバッテリーに超特化したようなスマホです。安くて、大容量バッテリー。その分他のスペックを削ってます。
このポイントをどう考えるかで、買う買わないを決めたほうが良いでしょう。
価格が2万円台中盤と安い
機種名 | 価格 |
iPhone 11 Pro Max | 119,800円 |
HUAWEI P30 lite | 24,800円 |
g7 | 27,200円 |
g7 power | 25,000円 |
超ハイエンドスマホであるiPhone 11 Pro Maxは約120,000円。g7はその約1/5の値段で購入できます。
近い価格帯のスマホに、P30 liteやg7があります。
- P30 lite・・・バッテリー以外のスペックはg7 powerよりも上。ただしHUAWEIリスクあり
- g7・・・バッテリー以外のスペックはg7 powerよりも上。P30 liteより全体的なスペックは少し下がる
バッテリーはP30 liteとg7は3,000mAh前後なので、g7 powerの方が圧倒的に勝ってます。
DSDS対応+SDカードスロットのトリプルスロット対応
moto g7はDSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)対応です。2枚のSIMカードを挿入し、同時待ち受け可能です。
これにより、仕事とプライベート用に2台スマホを持つ必要がなく、g7の1台だけでやりくりできます。
ただし、4G+3Gでしか通信できないので注意してください。
またもう1つのメリットとして、2枚SIM挿しながらMicro SDカードが挿せる排他仕様です。
アメリカ主導開発のスマホなので安心
実際、2019年には中国スマホメーカーHUAWEIに対し、Googleのサービスを使えなくするよう、アメリカ政府はGoogleに要請しました。(実際には制裁は下りませんでしたが)
正式にはMotorolaは現在中国のパソコン会社レノボの子会社です。
しかし、元々Motorolaはアメリカの会社でした。現在もMotorola本社はアメリカのイリノイ州にあり、開発はアメリカで行われています。
アメリカ政府がアメリカにあるMotorolaにまで制裁を加える、とは考えにくいです。
現在のスマホ業界は中国スマホばかりですから、g7 powerが「純中国産」のスマホでないことは無視できないメリットになると言えます。
moto g7 powerのデメリット7つ
- 磁気センサーがなく、地図アプリが使いにくい
- Wi-Fi5.0GHzに非対応(超高速なWi-Fiが使えない)
- 画面解像度が低く画質が悪い
- au回線に対応していない
- おサイフケータイ機能がない
- 防水・防塵機能がない
- 通知LEDがない
価格が安いのでいろいろとデメリットが多いです。順番に見ていきましょう。
磁気センサーがなく、地図アプリが使いにくい
今のほとんどのスマホにはついていますが、g7 powerには磁気センサーがついていません。一番大きなデメリットだと思います。
ふつうのスマホは磁気センサーのおかげで、今スマホが向いている方角が北なのか東なのか、リアルタイムで分かります。
g7 powerの場合、磁気センサーがないので北が上のマップで固定されたまま。私のような方向音痴の人だと、ナビが使いにくいなあと感じると思います。
また、磁気センサーは微力ながらも位置情報(GPS)の精度を高めるのに使われています。
つまり、g7 powerではマップアプリを使っていて、磁気センサーがない分、実際の位置と表示されている位置が少しズレてしまうこともあるというわけです。
数メートルのズレも致命的ですし、これは大きなデメリットです。
Wi-Fi5.0GHzに非対応(超高速なWi-Fiが使えない)
Wi-Fi5GHz帯に対応していないところもデメリットです。
現在のWi-Fiの種類はざっくり分けると2.4GHzと5GHzの2種類があります。
2.4GHz(b/g/n) | 5GHz(a/ac) | |
速度 | ◯ | ◎ |
つながる距離 | ◎ | △ |
安定度 | ◎ | △ |
Wi-Fi5GHz帯の通信速度は2.4GHz帯より2~3倍程度速いです。アプリのダウンロードや高画質動画の視聴では差が出てきます。
以下が実際に2.4GHzと5GHzの速度を比べてみた結果です。
2.4GHzでも速度の遅さは感じないですが、4k動画視聴などの高速通信を必要とする使い方だと、5GHzを使えないのは不便だと思います。
画面解像度が低く画質が悪い
g7 powerは1,520 x 720ドットと解像度が低く、HDクラスの画質です。
ほぼ同じインチ数で同じ価格のg7が2,270 x 1,080ドット(フルHD)なので、g7 powerは少し画質が悪いです。
g7 powerの解像度でも気にならない程度にはきれいですが、めちゃくちゃきれいな画質で画像や動画を楽しみたい!って人には向いていないスマホです。
au回線に対応していない
g7 powerは、au回線の電波を掴むことができません。なので、そもそもau回線を使っている人は買うべきではありません。
今ドコモ・ソフトバンク回線を使っている人でも、将来的にau回線に乗り換える可能性があるなら、スマホを買い換える必要があることに注意しておきましょう。
おサイフケータイ機能がない
使わない人にとってはどうでもいいですが、moto g7にはおサイフケータイ機能がついていません。
おサイフケータイ機能がないことにより、できないのは以下の決済です。
- QUICPay
- iD
- モバイルSuica
防水・防塵機能がない
moto g7には防水・防塵機能が一切ありません。お風呂の中で使うことはできないので注意してください。
通知LEDがない
小さいデメリットではありますが、moto g7 powerには通知を知らせるLED(通知ランプ)がありません。
スマホをいじっていない時に通知を確認するのは少し不便です。
moto g7 powerはこんな人にオススメ
以上のメリット・デメリットから考えると、以下を満たす人がmoto g7 powerに向いていると言えます。
- 安いスマホでバッテリー持ちを超重視する人
- 位置情報は大体の精度があればいい人
- 画質は気にしない人
- Wi-Fi5GHz帯を使わない人
- おサイフ、防水・防塵機能がいらない人
- 中国産スマホが嫌な人
何度も言いますが、ポイントはバッテリー持ちを重視し、デメリットが気にならないかどうかです。
同じバッテリー超大容量・低価格のスマホだと、ZenFone Max (M2)やZenFone Max Pro(M2)などがあります。そちらと比較してもいいでしょう。
moto g7 powerの評判・口コミ
Twitterでのmoto g7 powerの評判・口コミをご紹介します。
moto g7 powerのバッテリー持ちが良すぎて、これ以外使えない体になりそう…モトローラさん、これの後継機種絶対出してください。買うから。絶対買うから。
— 水無瀬 (@roba33uro) December 29, 2019
放送内で皆さんに聞いて、スマホの通信ができない原因が判明しました。motoG7およびG7plusと、G7powerでは、対応周波数が違うそうです。G7とG7plusが国内向け、G7powerは海外向けだそうで、G7シリーズではpowerは唯一auは対応してないらしい。どうりで繋がらねえわけだ
— 息蛙 (@ikikaedesu2014) December 28, 2019
MNP完了したみたい、、、だけどデフォルトの着信音がエスニックすぎて ちょっとビビるなど
あと、あちこちの紹介記事にあったように、カメラがかなり暗いので、カメラ重視の人にはオススメしないです
自分は ほぼほぼカメラ使わないので
MOTO G7 POWER
— boxheadroom (@boxheadroom) December 24, 2019
内部メモリ不足な感じですねー。実際問題、Xperia X Performance(RAM 3GB)からmoto g7 power(RAM 4GB)に乗り換えてからはほとんど落ちた記憶無く…(ヽ´ω`)(moto g7 power、Felica無かったり内部コンパス無かったりするけど電池容量大きいしGPS拾うの異様に早いしで完全に駅メモ特化だったり)
— 姫宮さなほ (@Sanaho) October 17, 2019
goosimsellerでMoto G7 Powerを2500円で買った
バッテリー3日持つしスナドラ632はサクサクでホッカイロにならなくて気持ちが良い
USBType-Cも便利 pic.twitter.com/qgHxIjeG1C— ななじ (@Nanazi_0816) September 16, 2019
(・∀・)モトローラのスマホ
「moto G7 Power」の初期使用感・思ったより軽い
・画面でかい
・CPUは若干弱い
・27000円でメインメモリ4GB✨
・5000mAhのバッテリーやばい
・米国製かなり特殊でニッチな需要だけど
裏でアップデート以外に何らか送信されているHUAWEIのスマホよりおすすめです。 pic.twitter.com/i13frLXi90— かかおん@ロマサガ筋トレ (@cacaonRS) September 14, 2019
先日、Motorola製のmoto g7 powerというスマホに替えたんですけど、低解像度液晶(HD)+バッテリー5000mAhという組み合わせでめちゃくちゃバッテリーが保つ。使いまくって本当に丸2日行ける。動作もまあまあサクサク動く。そして価格は2.5万。
個人的には低価格スマホの到達点じゃないかと思う。— かめださん (@radigamer_k) July 9, 2019
カメラ・CPU・GPS機能に不満はあるけれど、バッテリーの持ちに大満足という口コミが多かったです。
moto g7 powerをなるべく安く購入する方法
moto g7 powerは以下から購入できます。
- Motorola公式サイト
- Amazonや楽天などのネットショップ
- 家電量販店
- 格安SIMとの契約セット購入
購入場所 | 価格 |
Motorola公式サイト | 28,380円 |
Amazonや楽天 | 25,800円 |
家電量販店 | 28,380円(ポイント付き) |
格安SIMとの契約セット購入 例:OCNモバイルONE | 4,800円(セール中) |
音声SIM契約とのセットという条件もありますが、OCNモバイルONEのスマホセットなら約20,000円以上安くmoto g7 powerを購入することができます。
ここまで安くmoto g7 powerを購入できる店舗は他にありません。
OCNモバイルONEのスマホセットなら4,800円以下で買える
スマホ購入+音声SIM契約必須で、定価よりも大幅値引きされるのがOCNモバイルONEのスマホセットです。
OCNモバイルONEは、格安SIMの中でも一番安くスマホを販売していることで有名です。
月のスマホ代が1,200円~からとかなり安く、現在キャリアで5,000円以上の高額なスマホ代を払ってしまっている人はこの機会に乗り換えを検討してみるのがいいでしょう。
月額料金はこちら↓
1GB | 1,180円 |
---|---|
3GB | 1,480円 |
6GB | 1,980円 |
10GB | 2,880円 |
20GB | 4,400円 |
30GB | 5,980円 |
詳しい契約内容などはOCNモバイルONEのスマホセット契約内容を丁寧に解説の記事で確認してください。
音声SIM契約が嫌な場合Amazon・楽天・ペイペイモールがおすすめ
今の携帯会社を変えたくなかったり、契約がめんどくさいといった人にはやはりAmazon・楽天・ペイペイモール(旧ヤフーショッピング)がおすすめです。
家電量販店やMotorola公式サイトではほぼ定価での販売で、少し高い感が否めません。
Amazon・楽天・ペイペイモールなら最初から定価より4,000円安く販売していますし、ポイントもつきます。
まとめ:moto g7 powerは無難にコスパの良いスマホ!
以上、「moto g7 powerのスペックを徹底レビュー!」でした。
まとめるとこんな感じです。
- 安いスマホでバッテリー持ちを超重視する人
- 位置情報は大体の精度があればいい人
- 画質は気にしない人
- Wi-Fi5GHz帯を使わない人
- おサイフ、防水・防塵機能がいらない人
- 中国産スマホが嫌な人
moto g7と近い価格帯で大容量バッテリー持ちの、ZenFone Max (M2)、ZenFone Max Pro(M2)が気になった人は以下の記事もチェックしてみてください。
以下の記事でOCNモバイルONEのキャンペーン・セール情報もチェックしてみてください。